不倫相手に対する慰謝料請求

夫の不倫により夫婦関係が破綻した場合には、夫と不倫の相手は、妻に対して連帯して損害を賠償する義務があります。したがって、妻は夫と不倫の相手に対して慰謝料を請求することができます。

ただし、夫が相手の女性に対して関係をしつこく迫った等の特別な事情がある場合は、相手の女性に対する慰謝料の請求は認められず、あるいは認められたとしても非常に低い金額になることがあります。

夫とともに不倫の相手に対しても慰謝料を請求する場合は、夫に対しる離婚および慰謝料を請求する調停と併せて、不倫の相手に対して慰謝料を請求する調停を家庭裁判所に申し立てることができます。

この調停が不成立となった場合には、夫に対して離婚および慰謝料を請求するとともに不倫の相手に対して慰謝料を請求する訴訟を、家庭裁判所に提起することができます。

夫に対して離婚および慰謝料を請求する訴訟を提起した後でも、不倫相手に対して慰謝料を請求する訴訟を提起し、離婚訴訟と併合させることができます。

すでに離婚が成立した後でも、消滅時効が成立していない限り、夫と不倫相手の双方に対する慰謝料請求の訴訟を家庭裁判所でななく地方裁判所に提起することができます。

夫に対する離婚および慰謝料の請求とは別個に、不倫の相手に対して慰謝料を請求する場合には、簡易裁判所のほか家庭裁判所に調停の申し立てをすることができます。

夫との離婚調停が成立する見込みがほとんどない場合には、不倫の相手のみに対して慰謝料請求の訴訟を地方裁判所に提起することができます。

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