愛人から離婚の要求、慰謝料請求できる?

2017-04-06

愛人への慰謝料請求

夫の愛人から妊娠したので離婚を要求されました。慰謝料を請求することできますか?

夫と私の間には結婚して10年以上経過しますが子供がいません。

ところが先日、夫に愛人がいることがわかり、その女性から自分は夫の子供を妊娠したので夫との離婚に応じて欲しいとの電話がありました。

私は自分が不妊で子供ができないことを苦にしていたので、愛人の妊娠という出来事にショックのあまりの大きさに寝込んでしまいました。

事実をするまでは、私は離婚をするつもりはありませんでしたが、愛人に子供ができてしまった以上は子供のことも考えて夫との離婚には応じようと考えています。

ですが、愛人へは慰謝料の請求をしたいのですが、可能でしょうか?

受けた精神的苦痛に対して愛人にも慰謝料請求ができます

夫と愛人は、不倫をすることであなたの婚姻生活という利益を妨害したわけですから、共同責任が問われることになります。

妻の受けた精神的苦痛に対して、夫と愛人は慰謝料を支払わなければなりません。

しかも子供の妊娠を愛人が言いだして、妻に離婚を迫るというような行為を行ったのですから、法律的には有責性は非常に高いと言えるでしょう。

とはいうものの、愛人から慰謝料を取れるだけ取りたいとしても、愛人に収入や資産がなければ取ろうにも取れません。

愛人が資産家で数億もの資産があるような場合であれば、あっさりと行くでしょうが、そのような状況は普通はありえないでしょうから、請求金額は少額にはなるでしょうし、愛人が妊娠したために、今後体調を考慮して働けないのであれば支払い能力が愛人にはないと判断される可能性もあるでしょう。

妻が夫に慰謝料を300万、愛人にも同額の300万の慰謝料支払い命令が出たとしても、愛人に支払う能力がないようであれば、合計額の600万円を夫が支払うことになるでしょう。

いきなりの愛人からの妊娠というショックが大きすぎて、慰謝料は相手が困るほどに取りたいというのは通常の思いです。

ですが、払えないものはどうしようもありませんから、最後は妥協するしかないというのが法律社会に生きる私達ということになりますね。

離婚時の慰謝料詳細に関しては「慰謝料について」の部分をご覧になってみてください。

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