
暴力のサイクルを理解する
DVには明確なサイクルが存在する
DVを継続的に経験している方には、感じられないことかもしれませんが、周囲から見ているとDV加害者には特徴的なサイクルがあるとされています。
現在、あなた自身が配偶者(夫または妻)からDVを受けているのが理解できるのであれば、暴力のサイクルを理解することで、より危険性を認識して防衛・避難するための行動に踏み出してほしいと思っています。
暴力のサイクルを理解しよう
暴力の爆発期
DVを受けている方はこの部分に最もフォーカスがあたるでしょうし、一番相手に恐怖を感じる時だと思います。
暴力の爆発期はその名の通りで、DV加害者の緊張感が高まっており、感情面でのコントロールが思うようにできないことにより、配偶者や恋人に対して暴力をふるう期間のことをいいます。
ハネムーン期
DV加害者の方は、暴力を含めたDVを受けた後で、加害者である配偶者や恋人がいきなり優しくなったりしてDVをしていた状態と全く別人のように感じられることがあるのではないでしょうか。
ハネムーン期のDV加害者は、DVをしていたとは感じさせないようになることが多く、まるで別人のように優しくなったり、自分の行為を反省してもう二度としないからと誓うなど、ついつい信じてしまうような言動をおこなうことが多いようです。
緊張の蓄積期
緊張の蓄積期とは、実際にDVをおこなうまでの期間の前段階と考えればいいでしょう。
簡単に説明すると、爆弾などの導火線に火がついているものの実際の爆発までにはまだ時間が少しある状態のようなものであると考えれば、よりわかりやすいのではないでしょうか。
まとめ
DVを受けている方は、どうしても自分の状況を客観的に見ることは難しいと思われます。
ですから、周囲の方や専門家に相談することで、あなたの置かれている現在の状況を客観的に見てもらうことで状況を理解できるのではないでしょうか。
寄り添う離婚コンシェルジュでは、相談者の立場にたって丁寧に相談をお受けいたしていますので、お気軽にご相談いただければと思います。