
言葉のDVで追い詰められて耐えられない
夫の言葉によるDVで精神的に追い詰められているので離婚したい
夫は結婚当初から些細なことですぐにカッとなるところがあり、怒鳴ることがありました。
最近、仕事のほうがうまくいかなくなってからでしょうか、言葉による暴力がより一層ひどくなりつつあります。
私の容姿についてなど、私が嫌がることを意図的にしつこく言ってきたり、私の身内の悪口を言い続けるようになりました。
食事の時間でも私の作った食事がマズイと言っては私が見ているところで庭に食事を捨てたり、私が反論をしようものなら「うるさい黙れ!!」と物を投げられたりします。
殴ったり蹴ったりといったような身体に傷がつくような暴力はないので周囲からはなかなか家庭での暴力があることが分かりにくいのですが、毎日のように続く言葉による暴力に耐えるのが限界にきてしまいました。
このような状態から一刻でも早く逃れたいので、なんとか離婚できたらと思いますがどのような方法があるでしょうか?
言われたことを録音するなど記録として残しておきましょう
配偶者による暴力は日本の法律(民法)では婚姻を継続しがたい重大な事由にあたるとして、離婚が認められますので離婚することは可能です。
たとえ貴方自身が怪我に至るようなことがなかったとしても、あなたに向かって物を投げたり食べ物をばらまいたりする行為も暴力として十分に当てはまります。
ただ、このような暴力をふるうような夫の場合にはお互いの話し合いによる協議離婚をしようとしても話し合いの舞台で暴れだして話にならないなどという場合もありますので、協議離婚が可能な場合には必ず公正証書による離婚協議書を作成して離婚後の不安がなくなるように予めリスクを回避しておくように行動してください。
話し合いができない場合には裁判所を使うことも考えよう
協議で離婚が成立しない場合には仕方がありませんが調停を申し立てて、話し合いをすることになります。
調停で離婚が成立しない場合には、最後は裁判で離婚を目指すということになりますが、裁判の場では言葉の暴力によって精神的に追い詰められて、夫婦関係が破綻しているということを証明する必要があります。
そのためにも夫に言われたことを詳細に記録しておく必要があります。
一字一句を記憶して文字にするというのはなかなか困難でしょうから、家での暴力を察知できるような状況になった時にボイスレコーダーで会話を録音するなどして確実な暴力の証拠を掴むようにしておきましょう。
1人で悩んでいるあなたへ
離婚の問題は1人で悩んでいては進まないケースが非常に多いものです。
心理学的なアプローチからも1人で考えるよりも第三者と話をすることで、自分の考えがまとまってくるということがありますので、まずはお気軽に相談いただければと思います。
お会いしてお話を伺うことで、現状のあなたに最適なアドバイスもできますし、お手伝いをすることもできると考えて居ます。
寄り添う離婚コンシェルジュでは依頼者の幸せを第一にサポートさせていただきます。
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