
離婚後の生活が楽しくない
質問:激変する離婚後の生活による影響
元から人見知りの性格であり、仕事以外で親しく話せる友人も近くには存在していません。
特に趣味もないため、妻と離婚してからの生活に楽しみを見つけることができないでいます。
その影響からか、気力がなくなってきてしまい、気持ちにも張り合いがなくなってきてしまいました。
このような状況でどのように対処すればいいでしょうか。
回答:離婚した男性は女性よりダメージが大きい
若い場合にはそうでもありませんが、熟年離婚の場合には男性は特に気力がなくなってしまい、気力がなくなってしまう方が多いようです。
離婚した男性は一般的な男性の寿命よりも短くなってしまうといったデータも公表されているように、離婚のダメージが計り知れないことがよくわかるのではないでしょうか。
逆に女性は離婚で大きく疲労することはないようで、新しい人生を謳歌しようと前向きになる方が多い傾向にあります。
男女で陥る精神状態が正反対なところからも、男性にとっての離婚のダメージの大きさが想像できると思います。
ダメージが来るのは精神だけではない
精神的なダメージは当然として、熟年離婚する世代の男性の場合には、家事や育児を妻にほぼ任せてきた方の割合が多いでしょうから、日常生活の変化でも大きなダメージがやってくるようです。
婚姻時代から家事を積極的にしているので、1人暮らしになっても食事の用意かた洗濯まで、最低限の日常生活を送るのには全く問題がない方は気にする必要はありませんが、何もできない方は最初は一歩一歩進んでいくようにしましょう。
決して最初から100点を目指して行動することのないようにしましょう。ハードルを高くしてしまうと、できないことによるダメージが大きくなってしまいます。
仕事を優先してきた男性にありがちなこととして、気の置けない友人・知人がいない方が多く、このような事実がよけいに孤独感を強めて、無気力になってしまうのです。
今までは忙しくて知り合いを作る時間がなかったというのであれば、今からでも知り合いを作ることはできますので、いろんな場所に足を運んで知り合いをつくり、自分の生活に刺激を与えることが必要となるでしょう。
新しい人間関係を築くことで、自分自身にも新たな気持ちが芽生えてくるでしょうし、再婚の機会も出てくるかもしれませんので、離婚後はよりアクティブに動くことを心掛けていくといいでしょう。
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