夫婦の亀裂のターニングポイント

夫婦の亀裂が生まれるターニングポイント

夫婦の亀裂が生まれるターニングポイント

夫婦で生活をしてる中で、離婚を考えるようになるには、小さなことではありますが、日常生活にターニングポイントがいくつも存在しています。

小さなことなので、そのことだけで離婚にはならないのですが、溜まってしまうと亀裂が深くなってしまい、最終的には離婚にまで発展する可能性がありますので、こんなのは些細なことだと思わずに注意しましょう。

ここからがはターニングポイントになりそうな出来事を挙げていきたいと思います。

★夫が転勤になったり転職した時

多くの家庭では妻が家計を管理しているので、妻は夫の収入や会社での立場を必要以上に気にするものですが、夫の方は自分が気になっていても、家庭で妻に詳しくは説明していないようです。

妻は夫が高収入になって好条件での生活を望んでいますので、転勤で生活環境が劇的に変化することには不安を感じてしまいます。

転勤の辞令を受けた夫の方は収入よりも自分の仕事のやりがいや充実度を求めるなど、必ずしも夫婦間で価値観が一致していないことがあります。

このような夫婦間での行き違いを防ぐためには、転勤の事情や将来の自分の考えについて妻によく話をするようにし、妻の方も夫の話を聞いて理解するような努力をしてみましょう。

夫婦といっても別人格である以上は、完全に価値観が一致することはないでしょうが、理解しようとお互いが歩み寄るだけでも大きく異なります。

★妻が専業主婦だったのに仕事を始めたとき

専業主婦であった妻が仕事を始めるよになると、自分も働いているという思いが自然となりがちです。

夫と妻の収入では圧倒的に夫の方が多いという状況でありながらも、家事分担などのすべてに平等にするように要求したり、私も仕事で疲れているんだと、これまでよりも態度が横柄になってくることもあるようです。

ここで、例えば夫が妻に対して自分は働いてほしいとはいってないといえば、あなたの給料が安いから働いているのといい返してしまうと、夫の方はそれだけいうなら自分と同じだけの給料を貰う仕事をしてみろという風に売り言葉に買い言葉で喧嘩の収拾がつかなくなってしまうことは間違いありません。

ここで考えてもらいたいのは、家庭が平和であることと、短時間のパートでの収入増のどちらが本当に夫婦生活にとって大切なのかということです。

働くようになると、実は服や靴であったりと意外にこれまで必要でなかったものが必要となり、実質的な生活に使える余裕のあるお金の額はあまり増えてないという現実があったりしますので、よく考えて行動しましょう。

専業主婦が悪いとか、専業主婦はさぼっているだけなどという、周囲の理解のない価値観には惑わされないことです。

世界的に見ても、専業主婦の割合は実はここ数年で増加傾向にありますので、あなたは自信を持って専業主婦をしていればいいのです。

★子供が生まれたとき

夫婦ともに子供の誕生には喜んでいるでしょうが、実は感じ方には夫と妻でギャップが生じやすい時期でもあります。

出産後の妻は、慣れない育児で毎日本当に大変ですから、ついつい不平不満が夫に対して出てしまいます。

しかし、夫の方は仕事で毎日自宅で子供と終日接しているわけではありませんから、妻の大変さをなかなか理解できないということが多いようです。

さらには育児で疲れているだけにセックスレスにもなりやすい期間です。

この時期は、特にお互いの役割を話し合った上で理解して助け合って生活するようにしていきましょう。

★浮気発覚時

お互いが理想としていた夫婦の形が崩れてしまい、こんなハズではなかったと相手に対しての信頼感が一気になくなってしまいます。

このような時は、一時の感情的なものに惑わされることなく、慌てず冷静に対策を練るようにしなければいけません。

浮気相手がすでにわかっているなら対処方法は存在していますし、わからないようであれば探偵などに依頼して調査するなどをして証拠を握ったうえで、両方の親族に自分の味方になってもらうように話しを根回しをしておきましょう。

浮気が何度も発覚してしまし、もうさすがに限界という場合にはさっさと証拠を提出して慰謝料を請求して離婚してしまうのも一つの考え方ではあります。

★子供の教育方針での対立

夫が教育熱心であれば妻も不満は感じないとは思いますが、妻だけが子供の教育に熱心すぎると、夫の方は不満を感じてしまいます。

しかも妻の方は、子供の教育に必要となる高額な教育費を使っていることに対して夫に感謝することなく、夫が考えている教育方針には初めから話を聞くことなく、自分の考えで暴走してしまうことがあります。

夫は、自分の経験から社会で子供に役に立つような教育をしたいとの思いがあるにもかかわらず、妻がその思いを全く認めないようですと、夫婦間の対立はより深くなってしまいます。

勘違いしてはいけないこととして、子供は親の持ち物ではないということです。

子供の特性を夫婦で理解しつつ、どのような教育が子供に最もふさわしいかを理解していくようにしましょう。

教育方針で周囲の流れに惑わされるのは危険です。

子供には、それぞれ一人ひとりにその子にしかない個性があることをしっかりと理解していないといけません。

★妻がセックスを拒否し始めた時

夫は男性としての性的な欲求を拒否されてしまうと、プライドが傷つきますし、家庭で欲求が満たされないとなると、解消を外に求めることになってしまいます。

本当は、妻以外を求めていないものの拒否されたというプライドから外に求めることで自分を保っているともいえるでしょう。

夫に拒否された妻の身体は我慢できても、妻に拒否された夫の身体は我慢できないという男性の生理的なものを妻が理解していることが大切になるでしょう。

セックスレスは、拒否している側はあまり感じないことが多いのですが、離婚前の結構危険な状況だとは覚えておいてほしいと思います。

おすすめ関連記事

ーセックスレスは離婚の原因となるー
「セックスレスで離婚は酷い?」

ー相手の様子がいつもと違うなと思った場合ー
「他の浮気の気になる仕草」