子供の年齢による違いで面会交流での接し方も配慮が必要
離婚後に、面会交流の機会があって、子供と会える様になるのは、子供と一緒に生活していない親にとっては、特に待ち望んだ時間となる事があります。
しかし、子供の年齢による違いで、面会交流中の子供との接し方にも違いが出る事があります。
また親が面会を望んだとしても、ある程度の年齢の子供であれば面会交流を望まない場合もあります。
はじめの内は普通に会っていたのに、突然面会を拒否する様なケースもあります。
この様な場合には、面会を望んだ親にとっては少しショックになりますが、時間を置いた接触も一つの対応策になります。
面会交流は、親同士が中心として決定されている場合が多くあります。
子供にとっては、十分な気持ちが汲み取られておらず、親の言う通りの行動をとっていた場合もあります。
できる限り子供の気持ちや、環境の変化などに対するストレスなども考慮しながら、子供と接する事が大切です。
面会交流をする子供の年齢が低い場合には、子供からの言葉や説明が十分ではなく、子供の気持ちを読み取り難い事があります。
親にしてみると、可愛い我が子と会える面会交流の機会ですが、子供が様々な事に動揺している場合もあります。
小さい子供の場合には、面会交流で遊園地などで遊ぶというケースもあります。
この場合にも、まずは子供の気持ちを優先的に汲み取る様にしてあげる事が重要です。
面会交流中の子供との接し方としては、遊園地などの楽しいと思える場所であっても、子供が余り楽しんでいない様な事もあります。
普段生活している場所から余りにも遠く離れてしまうと、子供が不安に思う事があります。
子供の様子を読み取りながら、接し方を変える必要もあります。
普段母親と生活している小さい子供の場合には、大人からは楽しいと思える場所でも、母親と離れる事で不安な気持ちになるケースもあります。
この様な場合には、母親も伴って遊ぶなど、少し環境に慣れさせるのも接し方の一つです。
面会交流の対象となる子供の年齢が、思春期を迎える様になる10歳以上では、子供自身の主張ができる様になります。
普段一緒に過ごしていない親にしてみると、決まった回数をこなして子供に会いたいという気持ちもあります。
しかし、子供が余り望んでいない様な場合には、暫く電話やその他の会う以外の方法を行ってみる事もできます。
接し方としては、やはり子供の希望を聞きながら、行きたい場所に同行するなどが妥当な接し方であると言えるでしょう。
思春期に入ると、子供は親と余り頻繁に口をきかなくなる事などもあります。成長の証と見守りながら接する事も、親としてできる事にあたります。
面会交流の基本については「面会交流とはなにか?」をご覧ください。