モラルハラスメント

あなたの夫はもしかしてモラハラ夫かも???

あなたの家庭の夫のモラハラ気質をチェックしよう

モラルハラスメントという言葉は知っているものの、実際にあなたの夫の行動などがモラルハラスメントになるのかを判断するのはなかなか困難なものです。

今回はモラルハラスメントの加害者がよく起こす行動について見ていくことにしましょう。

いくつか挙げていきますが、当てはまれば必ずモラルハラスメントであるわけではありませんが、可能性として高いということを頭に入れて、夫の行動をチェックしてみることで、これまでは見えてこなかった新たな部分が見えてくるかもしれませんね。

ちなみにこの記事を書いている本人は元夫から暴言を受けて自分が悪いのだと一時期洗脳されていた経験があります。

モラルハラスメントの加害者チェック

①自身が重要な存在であると異常なまでに過大評価をしている

モラルハラスメントの加害者の多くは外面がいい人が多いですから、仕事や知人友人への対応などによくあらわれる現象ではないかと思われます。

周囲にできる人間であるとか素晴らしい夫婦であると思われたいと言った思いが過剰であり、自身が特別な存在であると周囲が思ってもいないようなことを本当に思っているのが非常にやっかいと言えるでしょう。

②理想的な像が強すぎて融通が利かない

モラルハラスメントの加害者は自分の理想像が高い傾向にあると思われます。

「結婚したのであれば、こうでなければならない」であったり、仕事などでも自分が一番優れているなどと周囲の評価とは異なった認識を持っていることが多いでしょう。

自信を持っていることは人間としては素晴らしいことだとは思いますが、自分のフィルターによって間違った認識を持ち、その認識を配偶者に向けてしまうとモラルハラスメントの加害者になる可能性は高いでしょう。

③自分は他人とは異なるといった優生思想的な傾向がある

モラルハラスメントを行っているということは、加害者(夫)の中では妻に対して行っていることをハラスメントだと考えておらず、逆に言えば正しいことを自分は妻に教育しているとすら思っている可能性もあるでしょう。

優生思想的な面があるのであれば、モラハラ気質も発生しやすくなるでしょう。

逆にそのような方の場合には社会的な地位の高い人には自分が考える優れた人という認識になるので、そのような方の言葉には弱いという傾向もあるかもしれません。

④過度なまでに褒めてほしいなど周囲に同意を求める

自分が他人とは異なっていると考えているのであれば、周囲から賞賛されることを非常に重要なものだと考えている傾向が強いのではないでしょうか。

褒められれば褒められるほど自分が正しく、そして素晴らしい存在であるという認識が加速度的に強くなるのでモラハラ気質のある夫を見分けるのには、よく観察していくと当てはまるなと思うことがあるかもしれませんね。

⑤自分が相手に尽くされるのは当然という意識

モラルハラスメントの加害者は相手を誹謗中傷するくらいですから、妻が夫に対して尽くすことは当然であると考えていることが多いでしょう。

家事育児など、共働きや専業主婦であるに関わらず、2人で結婚生活を維持していくわけですから協力するのは当たり前なのですが、そのような家庭の中のことも妻が家事や育児を行うのことが当たり前であって自分はそのような必要のないと考えている方がいます。

そのような夫に限って家事でミスをしたり、育児で子供が夜泣きなどをすると妻をしつけができていないなどと言って罵倒することがあるのです。

モラルハラスメントは一種の洗脳のようなものですから、自分の生活環境を客観的に見てみることで自分がモラルハラスメントの被害者であることに気が付くかもしれません。

友人同士でお互いの家庭を客観的に判断してもらうといいかもしれませんね。

⑥自分の欲求を満たすためには他人を落とし知れても痛みを感じない

モラハラ気質の人間は自分が中心で自分が正しいといった歪んだ価値観で支配されています。

そのような人は自己目的を達成するために、人を利用して陥れたとしても、その事実をおかしいことだとは感じないようです。

特にその傾向は仕事の場面で数多く発生してくるとは思いますが、家庭の中でもお互いの親族との関係のなかで自分をよく見せようという思いから出てくる可能性があるでしょう。

親族との場面で夫の動きをチェックしてみると違和感を感じるところがあるかもしれません。

⑦妻の気持ちを無視する

モラハラ気質の夫は妻の気持ちを基本的には無視します。

例え気が付いたとしても、その妻の気持ちが自分の考えに沿っていないようなものであれば気が付かないようにふるまったり、そもそも聞いていないなど無視することで自分のことを正当化する行動に出てきます。

夫婦喧嘩をしたときなどによくあらわれることがあるので、喧嘩をしながらも冷静に夫を見てみると発見できるかもしれませんね。

⑧大きな態度ながらも他人を妬む傾向がある

モラハラ気質の人間は他人を見下すことに快感を覚えていることがあるだけに、自分が優位だと思われる人には非常に大きな態度をとる傾向があります。

ただ自分が不利だと思われる人には妬みの感情が爆発してネチネチと嫌味を延々と言い続けるといったややこしい行動も起こします。

まずは夫診断をしてみましょう

以上のようにモラルハラスメントの加害者気質を挙げてみました。

現在進行形でモラルハラスメントの被害者となっていない方も一度は夫の行動や言動をチェックしてみることで、モラルハラスメントを起こしやすい人間であるかを理解することで、夫の操縦術も変化してきますので、一度じっくりと夫を観察してみることをオススメします。

洗脳されて被害者になってからでは自分自身が辛いですからね。

こちらの内容も参考にしてみてください「妻のDVに苦しむ夫が増えている」