
離婚した後に1人の恐怖が襲う
離婚したのに気持ちが前向きになれない
結婚生活中は、自宅で一緒にいるだけでも嫌気がさして、とにかく別れたいとばかり思っていた夫と、なんとか離婚成立までこぎつけることができました。
離婚できたら、1人になることで気持ちがすっきりするだろうと思っていたのですが、逆にこれから1人で生きていくことができるかどうかという不安が襲ってきて、毎日怖くてたまりません。
せっかく離婚して新たな生活を始めることができる環境ができたので、前向きに毎日を過ごせるようになりたいと思うのですが、どのようにしたらいいでしょうか?
あなたの離婚は今後の人生を幸せにするためのはず
離婚直後で、いろいろな感情が押し寄せてくることは理解できますが、まずは自分自身の離婚した理由を振り返ってみてください。
離婚前は毎日の生活にストレスがたまり、生活も非常に息苦しかったのではないでしょうか。
そのような状況から脱出して、あなた自身が今後の人生を幸せに生きるために離婚したのではないでしょうか。
このまま結婚生活をしていては、自分自身が壊れてしまうかも、結婚した当時は本当に幸せだったものの今現在は一緒にいるだけでも苦痛に感じて自宅が息苦しいなど、思い出すだけでも苦しくなってくる生活から、離婚をしたことでようやく脱出できたのです。
特に長い期間結婚生活を過ごしてきた方は、離婚直後で1人になったときに、離婚した相手を思い出して現在の1人の状態と比較すれば、あんな人であったけど2人でいるほうがまだマシだったかもしれないと思うかもしれません。
ですが、過去の生活のほうがマシだったと思っているようでは、今後の生活を幸せに送ることは難しいでしょう。
本当に離婚するかどうかを決断するまでに、あなたは毎日のように「さっさと離婚したほうがいいだろうか?」「このまま結婚生活を継続していっていいのだろうか?」と自問自答したのではないでしょうか。
そのような苦しい毎日を過ごして、最終的に離婚して新たな生活をはじめることと選んだわけです。
1人で生活することに寂しさを覚えるのは、長く結婚生活を送ってきたのですから仕方のないことといえますが、1人で寂しいのは何もあなたに限ったことではありません。
また、離婚するまでの時間も、その期間は相手とは一緒に住んでいたかもしれませんが、離婚の際には相手は敵であり、物理的には1人ではなかったとしても、精神的にはあなたは1人で一生懸命に頑張って離婚することができたのです。
1人暮らしになれることは大切
離婚後の新生活を、幸せな気分で生活するためには、まずは1人で暮らしていくことに慣れていくことが大切になってくるでしょう。
寂しさを紛らわすために、離婚してすぐに判断力が鈍ってしまった状態で再婚してしまい、後になって再婚したことを後悔してしまうと、せっかく新たな生活を踏み出したのに幸せになれなくなってしまいます。
1人でいるのであれば、1人でしかできない趣味などにチャレンジしてみることをオススメします。
離婚してせっかく1人になったのですから、時間を全て自分のために使ってみることで、新たな発見があるのではないでしょうか。
趣味などの集まりで友人・知人が増えることで、交友関係も広がり、再婚を考えていなかったにもかかわらず、再婚相手となるような素敵なパートナーと出会うといった可能性もあるでしょう。
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