
離婚裁判では過剰なくらいに防衛を!!
離婚裁判で気を付けることが知りたい!!
今回は裁判で離婚を争っている場合の注意点についてです。
離婚裁判の場合には過剰なくらいに防衛を!!
日本のほとんどの離婚のケースはお互いの話し合いで決着する協議離婚であり90%以上なのですが、残りは最初は調停へと進み、そこでも話し合いがまとまらない場合には裁判で離婚を認めるかどうかを判断するということになります。
ちなみに、日本では離婚の裁判を起こしたい場合でも、いきなり裁判ということはできません。
日本は、制度として調停前置主義というものがあり、まずは調停を行って、それでもまとまらない場合には初めて裁判に移行するという形となっていますので、裁判までいってでも離婚をしたいと考えているのであれば、よく理解しておくと手続きを早く行うことが可能です。
今回は離婚に伴う裁判でおこった事件を紹介しておきます。
さいたま地裁(さいたま市浦和区)の敷地内で女性が男に切りつけられた事件で、埼玉県警浦和署は、殺人未遂の疑いで自称同県上尾市瓦葺、職業不詳の容疑者(69)を緊急逮捕しました。
逮捕された本人は警察の取り調べに対しては、容疑を認めているということです。
男が警察に逮捕された容疑は、、さいたま地裁出入り口付近で、埼玉県内に住む60代の女性の左ほほを包丁のようなもので切りつけ、全治不詳のけがを負わせた疑いということです。
女性は救急車で病院に運ばれたが、幸いなことに命に別条はありませんでした。
埼玉県浦和警察署などによると、容疑者はさいたま地方裁判所の職員や、来庁者に取り押さえられ、自傷行為により軽傷を負いました。
トラブルになった2人は元夫婦で、容疑者がさいたま家裁に離婚無効訴訟を起こしており、この日は手続きのために来庁していたとみられています。
すべての離婚で、上記で紹介しているような、当事者のどちらかが逆上して配偶者を攻撃するわけではありませんが、お互いに険悪にあるケースの多い裁判での離婚の場合には、自分の身は十分に警戒するようにしましょう。
上記の事件で逮捕された容疑者は、被害者の女性との離婚が無効であるという裁判を起こしていたということなので、もともと離婚に同意していないのに、裁判にまでもつれ込んで、離婚を認められたのかもしれません。
そのことに不満があり、今回のようなとんでもない行動に出た可能性もあります。
女性も男性も同じですが、相手が自分に憎悪の感情を強く抱いていると判断したのであれば、危機感を持って生活し、自分の身にはくれぐれをご注意を。
もしかしたら周りの人たちに「そこまでしなくてもいいんんじゃない?」と言われるかもしれませんが、上記のように凶器を相手が振り回したりした場合には、場合によっては、あなた自身の命に係わる可能性もありますので、離婚がもめてしまってまとまらなく、お互いにさらに険悪な状態になった場合には要注意であると理解しておくことは、あなた自身のためにも必要なことだと寄り添う離婚コンシェルジュでは考えています。
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