
結婚と離婚の理由の不思議なところ
結婚してから、あの人は変わった!!
カウンセリングでよく聞くフレーズです。
実際にそうなのでしょうか?今回は結婚と離婚の理由の面白い関係について解説します。
結婚と離婚の理由が同じことがある
あなたが、現在は相手との離婚を考えているとしても、結婚前から結婚するまでは間違いなく相手のことを隙になり、一緒にいることが、あなたの人生のために必要なことだと思ったからこそ、結婚したはずです。
しかし、結婚当初とは違い、結婚生活が数十年単位で続いていけば、恋人時代や新婚時代には長所であると考えられていた相手の部分が、逆に短所となって感じてくるということは、十分にありえることです。
・優しい人(長所として見えていたとき)
➡頼りがいのない人・優柔不断で決断力がない(離婚を考えるとき)
・会話が途切れなくて楽しいい人(長所としてみえていたとき)
➡毎回イチイチうるさい・ビッグマウスで実行力がない(離婚を考えるとき)
上記のように、魅力として見えていた部分も、逆にしてみれば全ての長所が短所となって見えることもあるわけです。
カウンセリングや実際に離婚協議書を作成する段階で、お話をしている際に、相手の短所を並べる人に対して、聞く一言があります。
「結婚前には気がつかなかったのですか??」
この質問には、多くの方が結婚前は今とは全く違ったと言われる方がほとんどですが、人間が結婚を契機として、180度人格が変わるかと考えれば、もう成長した大人ですので、結婚という大きな出来事があったとしても、そう簡単には変化しないはずです。
例えば、女性が結婚を決めた理由が夫の「頼もしくて私を引っ張っていってくれるところ」であったとしましょう。
ですが、離婚時に離婚を決めた大きな部分はなんでしょうかと尋ねると、「なんでも自分で決めて私の意見を聞かずに勝手に行動していく自己中心的な考え方」となってしまいます。
上記の結婚時の理由と離婚時の理由をよく確認してみてください。
細部に違いはありますが、夫に対しての妻の視点は、結婚時も離婚時も変化はしていないことがわかりますし、夫も結婚時と離婚時で変化があったわけではないことも理解できることと思います。
カウンセリングで上記の内容を指摘して、実際に考えていただくことで、自分自身の夫に対しての見方が変化したことで離婚という最終決断にまで自身を突き動かしたのだと気がつく方もおられます。
そのような方の場合には、もう一度、夫と真摯に向き合ってみて離婚を回避できる方もいますし、向き合ったものの、結果として修復が上手にいかずに、離婚になってしまうケースもあります。
しかし、もう離婚しかないと考えていた方が、カウンセリングでお話を聞かせていただくことで、頭がすっきりしてよく考えれば、この程度で離婚を考えていた自分も大人気がなかったと納得する方も多くおられます。
寄り添う離婚コンシェルジュは実際に離婚協議書を作成することもしていますので、離婚をサポートすることに変わりはありませんが、最大の目的はあなたを離婚に導くことではなく、離婚でも修復でもどちらであっても、あなたが今後の人生を楽しく過ごせることが、最も大切なことであると考えています。
誰にも話す人がいなくて、もやもやしているといった方は、寄り添う離婚コンシェルジュでは単なる愚痴であっても、そのような対応はしていませんと拒否することはありません。
愚痴を吐き出すことは、ガス抜きとなり、結果として結婚生活を楽しく継続できるのであれば、愚痴を吐き出すことは、あなたにとって非常に重要なことであるといえるです。
寄り添う離婚コンシェルジュでは愚痴を聞いてほしいときに、すぐに対応できるように、オンラインでのカウンセリングもおこなっています。
zoomというカメラで顔が見えるシステムを利用して、カウンセリングをおこなわせていただきますので、お気軽に寄り添う離婚コンシェルジュのカウンセリングを利用してみてください。
どのような些細なことでも、寄り添う離婚コンシェルジュはあなたの最大の味方であることを約束します。
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