
老齢基礎年金ってどんなもの?
熟年離婚で気になる年金
年金には種類がありますが、ここでは老齢基礎年金について解説していくことにします。
年金が直接的に離婚に関わることがあるのかと思う方もいるかもしれませんが、熟年離婚した場合には離婚後の収入源を一時的に年金だけに頼らざるを得ないということも十分に考えられるだけに、ある程度は理解しておくことは、離婚後の安心感をあなたに与えることになるでしょう。
老齢基礎年金というものは、国民年金に加入して、法律で決められた年齢(現在は65歳からということになっています)になって初めて受け取ることができる年金のことを言います。
一般的には老齢基礎年金という呼び方はあまりすることはなく、基礎年金や老齢年金と呼ばれることが多いようです。
老齢基礎年金を受け取るいための条件は、例外はありますが原則として最低でも25年は加入期間(年金を納めている期間のことです)をクリアしていなければ、65歳になっても受け取ることはできませんので、一度はお近くの年金事務所などで自分の状況を確認しておくことも大切であると思われます。
年金制度には収入があるので後から受け取りたい人のための繰り下げ制度と早く受け取りたい人の繰り上げ制度が存在しています。
早く受け取ることを選択した場合には決定した金額よりも減額され、遅く受け取ることを選択した場合には決定した金額よりも増額されることになります。
あなたの生活状況に応じて選択して年金を上手に活用することも熟年離婚をした場合には重要になってくると言えるのではないでしょうか。
こちらの内容も参考にしてみてください➡「年金制度一覧」