
離婚裁判に勝つためには??
調停不成立で裁判に!どういう対処をすべきなのか?
question:裁判に持ち込んででも離婚したい
夫は異常なほどのヤキモチを焼く人で結婚してからも常に束縛されている感じが抜けず、結果的に精神的に疲労してしまいました。
このままでは自分が壊れると判断したので、夫に離婚をしたいことを言ったのですが、応じてくれることはなく、仕方なく離婚調停を行ったのですが、不成立となりました。
結果的に離婚裁判にまで行うことになったのですが、どのようた対応をすればいいのでしょうか?
answer:
裁判を行って離婚をするためには、法律で決められている離婚原因があることが必要となってきます。
今回のケースでは、夫の異常なまでのヤキモチを焼く行為が、婚姻を継続しがたい重大な事由として認められるかどうかが離婚できるかどうかの大きなポイントとなってきます。
裁判では夫婦の性格を含めて、婚姻を継続するためには大きな原因があることを主張しないといけませんので、訴状には相手の欠点を考えられるだけ記載するようにしましょう。
あなたが精神的に疲労して離婚の原因となってしまった、夫のヤキモチについても、単に不満や愚痴のようなことを記載するのではなく、相手にわかるように、どのように夫のヤキモチが理不尽なことであり、その行為によってどのように自分がこれまでの結婚生活で苦しめられているかを説明するようにしましょう。
裁判が協議離婚や調停離婚と大きく異なる点んとしては、勝つためには明確な証拠が必要であるということでしょう。
ヤキモチを焼く行為に苦しめられてきたのであれば、その行為が実際に起こっているのかどうかを証明しなくてはいけません。
例としてはボイスレコーダーでは夫婦の会話を録音することもいいですし、カメラを設置して自宅での様子を撮影することもいいでしょう。
会話の内容を日時を書いて日記として保存しておくことも有効になってきます。
またヤキモチを焼くことがエスカレートして怪我をしたりしたのであれば、その時の病院の診断書であったりと、様々なものが証拠として利用可能となるでしょう。
あなたが証拠を集めているということは、夫の方も裁判にはそれなりの証拠を用意したうえで対決しなければいけないことは覚悟しておくようにしましょう。
離婚調停では全く言っていなかったことを裁判で発言することもありますので、あなたは自分の行動や発言には最大限の注意を払うようにして、夫に付け込まれる隙を与えないように行動することも重要です。
裁判は時間が長く必要なものと覚悟したうえで、確固たる意志を持って夫と対峙してください。
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