離婚調停

調停で夫と顔を合わせたくない

調停では相手と対面することになるの??

question:調停でも夫と顔を合わせるのすら嫌悪感があります

夫と離婚の話し合いをしたのですが、私が話をしようとすると、すぐに感情的になってしまいとてもではありませんが、まともに話せる状態ではありませんでした。

このような事情があったので離婚調停の申し立てを行ったのですが、調停のような第三者が間に入ってくれる場面でも感情的になるかもしれないような夫とは顔を合わせるのだろうか?と考えるだけでもウンザリします。

調停では原則的に当事者が会うことはないとは聞きましたが絶対に会わないものなのでしょうか?

調停のために私の主張を書いた文書は用意したのですが、その他になにか準備しておくといいものはあるのでしょうか?

answer:調停には確固たる意志を持って臨みましょう

離婚をすることを決めたうえで離婚調停を申し立てたのであれば、いくら第三者が間に入るとしても、夫と話し合うことに心中穏やかではないことは、あなただけではなく誰でも同じように感じるはずです。

あなたの主張を正確に述べるためにも、感情を乱される可能性のあるような要素は極力排除しておきたいと考えるのは当然のことでしょう。

調停の場合では、調停が成立をするまでは、相手(このケースだと夫)と一緒に同じ部屋に入るようなことは、よほどのことがなければありえません。

顔を合わせるのだけでも、ウンザリするとのことですが、その面では家庭裁判所が十分に配慮をしてくれていますので、安心して調停に臨めると思います。

ただ注意しなければいけない点としては、部屋では顔を合わせないように配慮されていますが、家庭裁判所に入るまでや、部屋に行くまでの過程では、ばったりと顔を合わせることもありますので、どうしても顔を合わせるのが嫌だと思う場合には指定された時間よりも早めに行くことで、相手と顔を合わせないように対策を取るようにしましょう。

調停当日には、証拠や文書など、家庭裁判所から持参するように言われたものに関しては、忘れないように持っていってください。

必要なものを忘れてしまうと、当日に調停が行われず次回に持ち越されたりと、無駄に長引く可能性もありますので、持ち物の確認はしっかりと行うようにしてください。

調停が行われる部屋にはボイスレコーダーのような音声を録音することはできませんし、持ち込むことはできません。

しかし調停の内容を記録することは、次回の調停の参考資料として使えますので、調停委員や自分の発言はできる限り書き留めておくようにしてください。

調停の日の服装は心証に大きな影響があります

調停時の持ち物を忘れないことも大切ですが、服装にも十分に気を配るようにしてください。

服装は調停委員に対して与えるあなたの印象に大きな影響を与えるものだからです。

調停委員は、ほぼ間違いなくスーツを着用しています。

調停はきっちりとした服装で臨む者であるという意識を持っている調停委員に対して、あなたの服装があまりのもラフなものであると、本気で臨んでいるのだろうかといった疑問を抱かれる可能性など、印象が服装だけで悪くなってしまう可能性もあるわけです。

こちらの内容も参考にしてみてください「調停離婚とは?」