離婚調停

調停を有利にするには?

調停を有利に持っていくことはできるのか?

question:調停を有利にするには調停委員を引き込む方がいいのでしょうか?

調停では、調停委員を味方につけた方が、調停結果にも有利になるものなのでしょうか?

もし調停委員を見方にしてほうが有利になるのであれば、どのような方法で味方につけたらいいのか知りたいと考えています。

その他に調停の時に気を付けることがあれば知りたいです。

answer:調停委員には敬意を払って対応しましょう

調停委員は夫婦双方の言い分を聞いてから、感情的な対立を調整したり、夫婦の問題となっている部分を整理するなどして、ともすれば感情的になっていることの多い2人を話し合いを冷静に解決に導くようにリードしていきます。

2人の話を聞いていく過程のなかで、夫婦の関係がどれほど話し合いを重ねたとしても修復することは不可能であると判断した場合には、慰謝料や養育費や財産分与など、法律的に発生する問題について助言や説明を行うことになります。

調停委員には十分に敬意を払って対応するようにしてください。

身なりを整えたきっちりとした服装で出向き、挨拶もきちんとし、礼儀正しく振舞うようにすれば、調停委員は自然と貴女に対して好感を持つようになるでしょう。

調停委員の目をまっすぐと見て、話すことも重要なポイントになるかもしれませんね。

相手(夫または妻)の言い分は調停委員を通じて調停の日にあなたに伝えられます。

聞かされたあなたからすれば納得がいかない内容が多くあることは間違いないとは思いますが、それは調停で争っている以上は仕方のないことと割り切ってください。

あなたが気を付けることは相手の主張に心を乱された陳述書に気さされた主張と全く異なることを言うなど考えがぶれないようにすることです。

自身が調停で相手に主張したいことを漏らすことなく主張して、相手の言いがかりのような内容にも心を乱されることなく、最初に決めた言うべきことをしっかりと主張することを考えてください。

調停で話をしている中で自分自身の言葉に自信が持てなくなってしまったときには、離婚を決めたときの最初の気持ちを強く思い出してみてください。

「なぜ離婚を使用と考えたのか?」「離婚をした後はどのような生活を取り戻したいのか?」といった調停で離婚が成立した後のことを思い浮かべることで、精神的にも楽になりますし、調停に対するモチベーションアップにも繋がるはずです。

調停で感情的になるのは禁物

離婚をめぐって話し合いがつかない相手との対決になりますので、感情的になりやすいのはよく理解できます。

しかし、調停で感情的になってその感情を調停委員にぶつけたところでいいことは何もありません。

感情はできる限り封印して、冷静で論理的な話し方で説得力のある人物であることを調停委員に演出することも大切なことになります。

調停委員が、あなたの態度や話しぶりから、この人は誠実で知性のある話しとする人物であると思ってくれれば、あなたの話に真剣に聞いてくれることになるでしょう。

結果的に調停委員を味方に引き込もうといった作戦をとらなくても、あなたの誠実さや真剣さが調停委員を味方にする大きな武器になっていきますので、常に冷静であることを心掛けて調停には臨むようにしてください。

調停では相手(夫または妻)と直接対決をすることはありませんので、相手にあなたの気持ちを話してくれることになる調停委員にあなたの気持ちをわかりやすく伝えて、調停委員との理解のズレを少しでも少なくすることが大切であると言えるでしょう。

こちらの内容も参考にしてみてください「調停離婚とは?」