
DV被害者が思っていること
DV加害者に理解してほしい被害者の思考
実際にDVをおこなっている加害者に被害者の気持ちを説明したところで、なかなか理解しないことは間違いないでしょう。
ですが、現在DVなどの問題が夫婦・恋人の間で発生していないのであれば、DV被害者がDVを受けている期間にどのようなことを思いながら生きているのかを知っておくことは、DVを抑制する効果にもなるのではないでしょうか。
ここでは、上記のような考えからDV被害者がどのような思考回路をしているかを紹介させていただきますので、参考にしてみてください。
DV被害者の思考回路はこのようになっている
ここではDV被害者が陥る思考回路の代表的なものを紹介していきます。
全てが当てはまるわけではないでしょうが、生活の中でこれから紹介することを考えながら生きていくことが非常に大きなダメージとなって精神的に相手をむしばんでいくことはよく理解できると思います。
☆「自分では何もきめることができない・許されない」
☆「相手がこわくて言いたいことがあるけど、言うことができない」
☆「大きな声をあげられると何でもない事でも萎縮してしまって恐怖でドキドキする」
☆「一緒にいるといつも相手の顔色を見て生活するようになってしまった」
☆「自分さえ我慢していればうまくいくのだけど、我慢ばかりはつらい」
上記で紹介したのは一部になりますが、このような事実を考えて生活するのであれば、毎日が辛いのはよく理解できるのではないでしょうか。
DVは一時のことであると勘違いすることなく、長期間にわたって相手を苦しめていることを十分に理解してほしいと思います。